監督・脚本を手掛けた長編作品が、シドニーの映画祭(オンライン開催)で上映されます。
長編映画「12ヶ月のカイ(12 Months of KAI)」は、人間のキョウカ(中垣内彩加)とヒューマノイドのカイ(工藤孝生)の関係を軸にストーリーが進みます。
映画は、10月15日~31日の日程で行われるシドニーの映画祭「SciFi Film Festival」で上映されます。インタビューでは、映画について、そして日本で行われた上映会の感想や、撮影期間中にコロナウイルスのパンデミックに見舞われる中での制作プロセスなどについて聞きました。
ヒューマノイドが登場するSF的な要素がありながら、人間ドラマでもある「12ヶ月のカイ」は、映画のジャンル分けをすることが難しかったといいます。
「1本大きな柱があるような話ではないので、お客さんも見ながらいろいろなことを考えるようなストーリーだとは思います」(亀山監督)
私たちはまだ国や人種などに分かれてしまっており、「人間」という大きなくくりで物事を考えるきっかけがあまりない、という亀山監督。
「だからこそこういう物語で、人間という大きな1つのかたまりとして、これはどうなんだろう、と考えるきっかけになればいいなと思っています」。
リスナープレゼント(SciFi Film Festivalの見放題パス)の応募方法はこちらへ(締め切り10月7日)。
No comments:
Post a Comment