日系人の戦時強制収容を研究する、クイーンズランド大学客員研究員の永田由利子博士に聞きました。
第二次世界大戦中に起きた、オーストラリアでの日系人の強制収容。このほど、日系人の強制収容をグローバルな視点で見直そうというカナダの研究プロジェクトが始まり、オーストラリアの研究グループ「Nikkei Australia」からメンバー3人が登壇するウェビナー「Identity & Internment: The Japanese-Australian experience」(英語)が今月23日に開かれます。
その3人の1人、 永田由利子博士はウェビナーで、オーストラリアでの日系人の強制収容の概要や背景を話す予定です。
インタビューでは永田博士に今回のウェビナーについて、そして日系人の強制収容をテーマに研究を始めるようになったきっかけなどを聞きました。
強制収容というと暗いイメージがあり、実際に収容された人が負った心の傷や被害は大きいものの、収容所内の生活に限って言えば人道的だったという永田博士。ビクトリア州タツラの収容所での「牛乳風呂」のエピソードには、自身も驚いたそうです。
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